
世界中で広く実施されているウェクスラー式知能テストの検査項目のひとつに、「ワーキングメモリ指標」があります。
ワーキングメモリとは、行う作業や動作に必要な情報を、一時的に脳内にとどめ(記憶)、整理して使い(整理)、終わったら不要な情報を消す(削除)能力です。脳内の「メモ帳」とも言える機能ですね。
✔ 指示したことをすぐに忘れる
✔ 同時に複数の事ができない
✔ 消しゴムやカサをすぐに失くしてくる
✔ 繰り上がり、繰り下がりの計算で思った以上に苦労している
こんな困りごとが多かったら、ワーキングメモリ=”覚える力”に弱みがあるかもしれません。
発達の凸凹があるかも?と思ったら、できるところをどんどん伸ばすことはもちろん、苦手なところをかんたんなことから練習し、凹みを少しだけ補ってあげられるといいですね。
ここでは、覚える力のトレーニングができるプリントを公開しています。