覚えるトレーニング ①覚えてえらぼう
知能を図る指標の一つに、ワーキングメモリ という指標があります。
ワーキングメモリというのは、その名の通り”記憶”の一種です。長期記憶・短期記憶などという言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、ワーキングメモリは「短期記憶」の一歩手前、さらに短い期間で消えていく記憶。日本語でそのままずばり「作業記憶」とも呼ばれる記憶のことを言います。
このワーキングメモリは、暗記や勉強などに使うものというよりも、日常生活でより多く使います。
ワーキングメモリが弱い子が、学校生活で抱えがちな困りごととしては
✔ 先生の指示を順番に覚えておけず、指示に従えない。別の事をしてしまう。
✔ 気が散りやすく、授業に集中できない。
✔ やろうとしたことをすぐに忘れてしまう。忘れ物、失くし物が多い。
✔ 友達との会話が話したそばから抜けてしまい、うまく会話に入れない。
などがあげられます。
近年の研究では、ワーキングメモリの容量そのものをトレーニングで増やすことはできないのではないか、と言われているようですが、小さいお子さんに関してはまだまだ成長過程。ワーキングメモリの機能自体も成長中ですから、トレーニングで鍛えることも無理な話ではありません。
発達凸凹カラフルキッズの「できる!」「やってみたい!」を育てるために、簡単な課題から始め、盛大に褒めながら進めてみてください。
“覚える”ためのインプットにもいろいろな方法があります。
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